メキシコでOL、26歳

メキシコ北部モンテレイ市での日系企業現地採用社のメキシコ生活ブログ。食事処、買い物や遊び、生活情報など。メキシコ人を理解するための考察もします。国内旅行も時々。

day 1018: 山を見る。

引き続き寒くて寒くて仕方がない。

脳が冬眠に入ろうとしている。

連日の寒さでなにもやる気が出ないので

今日のお弁当は今週の余り物。

豚汁にケチャップライスという

地獄のような組み合わせ。

それぞれは美味しいのに

同じ食卓に並んでいても幸せになれない。

そもそも白米が底をついてしまったので

日本食材店に赴いたものの

持てるサイズは玄米しかなかったのも

やる気低迷の一因。

 

雨は大方降り止んだものの

まだまだ気を抜くと小雨に打たれ、

本日は気温回復の兆しはなし。

おそらくサルティージョまでの峠道は

霧に覆われているんだろう。

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雨降りで空気は澄んでいるはずなのに

白いもやに隠れてシルエットだけの

シエラマドレを見てそう思う。

 

モンテレイを囲む山々の中でと

南西部にある最も長い壁。

直訳すると

シエラ=山脈

マドレ=母

母なる山脈。

 

メキシコでも山は女性なんだなぁと

今まで考えもしなかったことを思う。

日本でも山の神様は大抵女性だもんね。

自然に神格を求めないカトリックが大多数の

モンテレイでは山神なんて発想はないけれど、

やっぱり豊穣、地母神的な感覚の延長で

山にも女性性を感じるのかしら。

 

ついでに南部メキシコ、アステカ文明の神々は

どうなっているかを調べたら、

山神そのものはジャガーの神様が司るらしく

性別に関しての表記はなし。

しかし他の地母神系の神様は

コアトリクエ、チワコアトルに

トラツォルテオトルとみな女性で

やっぱり大地と豊穣を含む神様のよう。

一番面白いなと思ったのはチャンティコという

かまどと火山の神様。

火山の火の延長でかまど神なんだろうけれど

日本だと男神のイメージだったから何だか新鮮。

しかし私の中でも火は男性的なイメージだけど、

火山の女性性はなんだかよくわかる気がする。

日本の有名な山の神様の

石長比売とか木花咲耶もいまだに休火山

大人しくない山だしね。

 

こういう価値観の共感ができることが多いから、

古来の宗教感覚が日本のものと近く、

まだその感覚も残っているこの国は

意外と日本人には理解できるはずだし、

住みやすいんじゃないかしらなんて思ったりする。

思い込みだろうか?