メキシコでOL、27歳

メキシコ北部モンテレイ市での日系企業現地採用社のメキシコ生活ブログ。食事処、買い物や遊び、生活情報など。メキシコ人を理解するための考察もします。国内旅行も時々。

ティファナ旅行2019冬③地ビールの都飲み歩きツアー

この旅の他の記事はこちら

ティファナ旅行記2019冬①ティファナに到着 - メキシコでOL、26歳

ティファナ旅行記2019冬②ティファナ喧騒とアートの旧市街巡り - メキシコでOL、26歳

 

2日目の締めくくりはお待ちかねの地ビールツアー!

 

騒音問題やらゴミ捨てのマナーやらで風土に合わず

日本では色々と問題になっている民泊だけれど

(私も日本人向きじゃないし嫌がる理由もよくわかる)

海外では若者を中心に実に一般的なシステムで、

AIR BNBといったら民泊仲介サイトでも大手の有名どころ。

実はこのサイトでは宿泊施設だけではなく

登録した個人が主宰するツアーや

色々な体験にも申し込めるらしいことに

今回宿泊先を探していて初めて気づく。

企業ではないから大掛かりなものは少ないけれど、

基本的に参加が少人数で時間や内容に融通が効きやすく、

やっぱり何と言っても安価で色々体験できるみたい。

基本的にはそこに住んでいる人、

地元の人の案内というのも良さそう。

という経緯で今回のティファナの地ビール巡りは

AIR BNBで試しに申し込んでみた初めての体験。

実際どんなものかしらと、どきどき。

 

当日までに主催者の女性とメッセージでやり取りをし

ビールの好みや待ち合わせ時間、場所を簡単に打ち合わせ。

当日19時に1件目の前で落ち合うことに。

 

早めに到着しガイドさんを待っている間に

サイレンとパトランプがグングンと近付いてきたと思ったら、

目の前の道で警官がパトカーから飛び出しまさかの捕り物劇が始まる。

しかし銃撃戦もなく無事に男性が車に収容されたところで

ガイドで主催者のパティーさんも到着。

別に道を歩いている人たちも何ともないような顔をしているし、

ハードボイルドな街ねここは。

この日のツアーは私たちだけだったので(最大4人)

お互いに自己紹介と簡単に本日のルートの確認だけをしてさあ入店。

(既に行っているところがあれば変えてくれる!)

 

TEOREMA / LUDICA CO-TASTING ROOM

二つの醸造所が共同で持っているビールのテイスティングバー。

Teorema/Lúdica Co—Tasting Room

常に安定した品質の信頼のTEOREMAのビールと

年によって味に変化が楽しめるLUDICAのビールが

時期にもよるけれど常にそれぞれ78種類は用意されている。

これが201912月時点でのメニュー。

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今回は70ペソで好きな4種類を選べる

試飲がセットを各々注文。

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メキシコでは試飲はフライトとかデグスタシオン、

カタなんてよばれ呼ばれてることが多いかな。

ガイドのパティさんに好みやおすすめを相談をしつつ

あまり苦いのが得意ではない私のセレクトはこんな感じ。

木枠に選んだ番号も書いてくれるのがとっても親切。

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軽い香ばしさと甘さ、もったりした風味の残る5番は小麦のビール。

軽い苦味と香ばしさをはじめに感じるつつも

最後に舌に甘みの若干残る味の強めな12番、

南方のビールの様に薄味でゴクゴク飲めるのだけれど

甘みはほとんどなく、しばらくすると苦味が出てくる9番、

アメリカンコーヒーの様に香ばしさとコクはあるものの

苦味は薄く飲後感がとてもさっぱりとした2番。

ティーさんさんのお勧めで全て好みの範囲内ながら

見事に分野の違う美味しさのビールを堪能。

店内もメキシコのビールを提供するお店とは思えないほど静かでモダンで

騒ぐ人よりもゆっくり飲む人が多いイメージ。ランプもビール瓶で可愛い。

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ティファナの歴史だったりお勧めの観光地、

ビールに関しては一般的なこともお店のビールのことも

1つ質問すれば1020も面白く話してくれて、

普段は全く違う仕事をしているとは思えないほど

ビールに対する飽くなき努力と情熱が燃え上がるパティさん。

今回のツアーは3時間で4軒のバーを回る予定なので

1軒は45分程度の滞在ね、と言っていたのだけれど

お互いの個人的なことも話しながらあっという間に

胃も頭も心も満足に有意義な1時間が経過。

 

2件目はすぐ向かいにあるCINE TONALA

ではなくその二階にひっそりと位置する

MEZZANINEという近隣の港町

エンセナダENSENADA(翌日より訪問)

TRANSPENINSULAR醸造所のビールを扱う小さなバー。

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建物に入って右側の壁の向こうにある階段を上った先と

若干分かりにくい入り口になっているので

立地の割にお客さんは少なめ。

ここはテイスティングはないものの、

パティさんがオーナーと友達だったため

いくつか味見をさせてもらえることに。

この日はメニューの上二つ以外が揃ってました。

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Carretera 3IPAの中でも苦いWest Coast の名に違わず

私は顔を歪ませずには飲めないくらいの強い苦味が。

Tierra Claraはとにかく軽くて

どんなつまみでもスイスイいけちゃうお味。

KM5.5Stautの黒ビール。

苦さを覚悟して手にしてみると

コップが鼻先をかすめた瞬間に豊かな香ばしさが広がる。

口内にはコクと重層感を感じるのに

何故かまろやかで苦味がなくて、

気がつけばコップが空になってしまった美味しさ。

甘みも感じられる好きなタイプの黒ビール。

しかし久々に見つけたラガーの魅力に抗えるはずもなく

私が選んだのはStrummer´s Vienna Lager

日本のビールの様なキレのある味わいが懐かしく美味しい。

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1階がミニシネマを併設したカフェなだけあって

バーも静かで穏やかで少しアカデミックな雰囲気。

さらに嬉しいことにテラスからは

レボルシオン通りのキラキラとした街並みを

賑やかさからは一歩引いたところから楽しめるので

孤独になれるけれど寂しくない場所といった趣き。

ENSENADA醸造所は車でなら町からすぐとのこと。

Cerveceria Transpeninsular

 

3軒目はガラリと趣を変え大通りから一本入った先

ロックが大音量で流れるお店CERVECERIA SILENUSへ。

Cerveceria Silenus

奥にダンスルームもある音楽もバッチリ楽しめるお店。

前々から人気の店でこの12月に移転をし

セントロで再オープンをしたばかり。

さて、ここにきて困ったことに

このお店はほぼIPASTAUTと私の苦手な苦味や

アルコールも味も強いビールが得意分野。

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彼氏はこういう味が好みなので

基本的に彼が嬉々として飲みながら、

私は少し唇を濡らす程度。

・・・のつもりだったのだけれど、

やっぱり苦手な中にも美味しいのはあるもので

結局3分の1は飲んでしまった。

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ここまで3軒で少量とはいえ

ビールを15杯程度何も食べずに頂き、

特に度数の強いものをここで入れてしまったので

当然のごとく一気に酔いが回ってしまった模様。

段々と楽しいばかりで記憶が曖昧になってくるけれど

それでも安全に歩き回れるのも

ガイドさんをお願いして良かったことかも。

 

終点となる4軒目は四番通りを西に折れたすぐ先、

NORTE BREWING CO.のビールの飲めるお店。

Norte Brewing

地図には載っているのに何故かたどり着けない

と噂のこの幽霊みたいなバーは、

実は赤い看板の銀行BANNORTEの真横にある

立体駐車場の5階に看板も出さずに隠れている。

隣の行列の出来ているそれらしい店にも惑わされ、

旅行客なら行き着けないのも頷ける。

(その上の階ももう一つ隠れたお店があるらしい。)

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高層階なだけあり大きな窓からはアーチをはじめとして

ティファナ旧市街のきらめく夜景が一望できる

地元の若者たちの秘密の飲み屋さん。

しかしこの時点で私はかなりべろんべろんになっており

あまり詳細な記憶がなくなってきている。

ここでも1人4種のテイスティングを注文。

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数がおかしいのは見た目が似ているため

店員さんもわからなくなり同じのを2度注いでるから。

(それでも正しく注げたかは分からないと言っていた)

ちなみに何を注文したかはわかっていないし

味の説明もしようにも苦いのは少なかったことを

かろうじて覚えているがそれも定かではない。

唯一確かに記憶しているのはフライドポテトの美味しさで、

ディップがトリュフ入りのマヨネーズだったのかな

酔っ払いの頭でも鮮明に舌に焼きついた美味しさでした。

 

結局19時~23時までたっぷり4時間、

4軒の性格の全く違うビールバーに連れて行ってもらい

ここでパティさんとは現地解散。

1人800ペソ(4000円程度)の前払いだった費用には

ガイド代、ビール代も全て含まれていたので

徒歩のツアーにしては高く思えるかもしれないけれど

これだけ片っ端から名産品を試すことができて

ビールの知識と観光のアドバイスを山程もらって、

何よりとっても美味しく楽しい時間を

彼女のおかげで過ごさせてもらったので

品質に対してかなり安くで提供されている

とっても良いツアーに参加できたな、と大満足でした。

 

酔っ払い二人はこの後旧市街の南のは外れにある

大きなタコス屋さんtacos el guero まで1kmほど

お酒の力で火照った体にティファナの冷たく

身を切るような夜風を心地よく浴びながら歩き、

深夜のタコスの禁断の味を十分に堪能してから

ご機嫌で宿まで帰ったのでした。